欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は7日、6─8月にかけてインフレ率が低下することは予想しておらず、慎重を期して行動すると述べた。2021年3月撮影(2024年 ロイター/Pedro Nunes)/>
[リスボン 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は7日、6─8月にかけてインフレ率が低下することは予想しておらず、慎重を期して行動すると述べた。一方、中期的なインフレ抑制には引き続き自信を持っているとした。
ECBは6日、2019年9月以来、4年9カ月ぶりとなる主要政策金利の0.25%ポイント引き下げを決定。ただ、インフレ率予想は引き上げられ、ラガルド総裁は金融引き締め策が縮小局面に入ったとは認めなかった。
センテノ氏はまた、金利の道筋を事前に約束することはしないと述べた。
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