6月10日、海洋掘削請負サービスのノーブルは10日、同業のダイヤモンド・オフショア・ドリリングを買収すると発表した。写真は米ドル紙幣。ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで2022年7月撮影(2024 ロイター/Dado Ruvic)/>
Arunima Kumar
[10日 ロイター] - 海洋掘削請負サービスのノーブルは10日、同業のダイヤモンド・オフショア・ドリリングを買収すると発表した。
ノーブルが提示したダイヤモンド・オフショア株1株当たり買収額は15.52ドルで、7日終値に11.4%上乗せした水準。ダイヤモンドの発行済み株式1億0248万株に基づくロイターの算定では、買収額は15億9000万ドルとなる。
支払いは現金と株式で行う。
大手石油・ガス会社は、原油価格が堅調に推移する中で、これまで得てきた記録的な利益を投資に振り向け、開発資源の確保を目指しており、そうした動きがノーブルのような請負サービス企業の先行きに明るさをもたらしている状況。
油田サービス部門では、バランスシートと利益率の改善でM&Aに弾みがつく可能性も指摘されている。
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