6月12日、韓国のサムスン電子は、人工知能(AI)用半導体の生産ペースを速めるため、受託製造部門が顧客向けにワンストップショップのサービスを提供する計画だと発表した。写真はフランスのパリで4月撮影(2024 ロイター/Benoit Tessier)/>
Joyce Lee Max A. Cherney
[ソウル/サンノゼ 12日 ロイター] - 韓国のサムスン電子は12日、人工知能(AI)用半導体の生産ペースを速めるため、受託製造部門が顧客向けにワンストップショップのサービスを提供する計画だと発表した。
顧客との窓口が1本になり、この窓口がメモリーチップ、ファウンドリー(受託製造)、パッケージングなどのチームを一括して指揮。通常は数週間かかるAI用半導体の製造期間が約20%短縮されるという。
ファウンドリ―事業部の社長兼本部長のシヨン・チェ氏は米カリフォルニア州サンノゼのイベントで、「われわれはまさにAIの時代に生きている。生成AIの出現によって技術の風景は一変した」と述べ、AI半導体によって世界の半導体業界の売上高は2028年までに7780億ドルに拡大するとの見通しを示した。
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