英調査会社カンターが12日発表した最新の世界のブランド価値トップ100社調査「ブランドZ」で、人気のスマートフォン「iPhone」を手がける米アップルはブランド価値が昨年から15%上昇し、1兆ドルを初めて突破した。2023年9月撮影(2024年 ロイター/Aly Song)/>
[12日 ロイター] - 英調査会社カンターが12日発表した最新の世界のブランド価値トップ100社調査「ブランドZ」で、人気のスマートフォン「iPhone」を手がける米アップルはブランド価値が昨年から15%上昇し、1兆ドルを初めて突破した。アップルは3年連続でブランド価値世界一となった。
カウンターポイントのアナリストは「アップルは製品やサービスなどを一貫して提供している。それが消費者の心を捉え、ブランドに対する強固な支持層を生み出してきている」と話した。
人工知能(AI)ブームや半導体需要の高まりを背景に、エヌビディアのブランド価値は2000億ドル超と昨年から急上昇。世界で6位となり、初めてトップ10入りした。
世界のブランド価値の2位はアルファベット傘下のグーグル(7530億ドル)、3位はマイクロソフト(7130億ドル)だった。
AIを活用したクラウドサービスを手がける米ソフトウエア大手オラクルも、ブランド価値が58%上昇の1450億ドルとなり、9位に食い込んでトップ10入りを果たした。
時価総額はアップルが3兆1800億ドルで、株価上昇が顕著なエヌビディアの2兆9700億ドルを上回っている。
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