米電気自動車(EV)大手テスラがギガファクトリーを構えるドイツ・ブランデンブルク州の環境当局は、同社のグリューンハイデ工場の拡張を求める申請を承認した。写真はテスラの充電スタンド。3月20日、ドイツのウィルダウで撮影(2024年 ロイター/Annegret Hilse)/>
[ベルリン 4日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラがギガファクトリーを構えるドイツ・ブランデンブルク州の環境当局は、同社のグリューンハイデ工場の拡張を求める申請を承認した。
この承認で、テスラはまず新車用のアスファルトで舗装された物流エリアの整備のほか、プレス工場に吹き抜けの階段などを設置できる。
拡張は、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が掲げる、同工場の電池の生産能力を100ギガワット時、車両の年間生産台数を100万台と倍増させ、欧州EV市場で圧倒的なシェアを確保する計画の一環だ。
環境保護団体や地元グループは、同工場が飲料水保護地域に位置しているため、拡張すれば地域の水道水に影響が及ぶことを懸念している。
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