22日の欧州外国為替市場でドル円は上値の重い動き。20時時点では156.81円と17時時点(156.81円)とほぼ同水準だった。16時前につけた156.29円を安値に156.96円近辺まで持ち直した後156.50円台まで再び売りに押された。ただ、20時前には156.90円台に切り返したが、157円台を回復できず156円後半でやや神経質な動き。時間外の米10年債利回りは一時4.23%台まで持ち直したがプラス圏に浮上できず足もとでは4.22%台で推移。
ユーロ円も戻りが鈍い。20時時点では170.76円と17時時点(170.72円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に下げ渋るも、戻りは170.95円近辺にとどめ、170円半ばから171円手前で振幅。
ユーロドルは20時時点では1.0889ドルと17時時点(1.0887ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.08ドル後半でのもみ合い相場が続いている。カジミール・スロバキア中銀総裁は、年末までにさらに2回の利下げがあるという市場の予想は完全に的外れではないが、確実とも言えず決定を急ぐ必要はなく、「データ次第」との見解を示した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.29円 - 157.61円
ユーロドル:1.0879ドル - 1.0903ドル
ユーロ円:170.06円 - 171.66円