7月26日、三井住友フィナンシャルグループ傘下の三井住友銀行(SMBC)は欧州でプライベートクレジットのファンドを設立したと発表した。写真は三井住友銀行のロゴ。2014年7月、都内で撮影(2024年 ロイター/Yuya Shino)/>
Miho Uranaka
[東京 26日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループ傘下の三井住友銀行(SMBC)は26日、欧州でプライベートクレジットのファンドを設立したと発表した。中堅中小企業向けのLBO(レバレッジド・バイアウト)ローンに投資する。投資金額は4億5000万ユーロで、グループ傘下の三井住友DSアセットマネジメントも参画する。SMBCはファンドに対してファイナンスに関する助言を行う。
オルタナティブ資産への投資家の需要を背景に、ファンドなどによる企業向け融資であるプライベートクレジットの残高は拡大傾向にある。SMBCは2017年に政策投資銀行と共同で、米国でプライベートクレジットファンドを設立。今後はこうした運用を米大陸で拡大させるほか、オーストラリアなどアジア大洋州でも展開していくとしている。
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