7月31日、 東京株式市場は後場に入り、日経平均は乱高下して不安定な値動きとなっている。都内で2020年10月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)/>
[東京 31日 ロイター] - 31日の東京株式市場は後場に入り、日経平均は乱高下して不安定な値動きとなっている。一時400円超安まで下げ幅を拡大した。
日銀は30―31日の金融政策決定会合で、政策金利引き上げを賛成多数で決めた。決定を受けて日経平均は一時的に下げ幅を広げたが、その後は小幅高に転じた。現在は、前営業日比約20円高の3万8500円台半ばで推移している。
市場では「事前に観測報道があったとはいえ、実際に利上げが決まりタカ派的な印象を受けた。ただ、日本時間のあす未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて手掛けにくさもあり、きょうの段階で日本株がどちらかに動くのは難しいのではないか」(国内証券・シニアマーケットアナリスト)との声が聞かれた。
個別では、前場に引き続き銀行株がしっかりで、りそなホールディングスが4%超高、みずほフィナンシャルグループが3%超高、三菱UFJフィナンシャル・グループが2%超高となっている。
昼休み中に業績見通しと配当予想の上方修正を公表した商船三井は3%超高と堅調。
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