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トルコ統計局が30日発表した経済状況を示す7月の景況感指数は前月比1.5%低下の94.4と、前月(6月)の同2.5%低下の95.8を下回り、4カ月連続で低下した。23年8月(94.2)以来11カ月ぶりの低水準。また、好・不況の判断の分かれ目である「100」も4カ月連続で下回った。同指数は3月に9カ月ぶりに100に達していた。
サブ指数の消費者信頼感指数は前月比3.1%低下の75.9と、前月の同2.7%低下に続き、2カ月連続で悪化、23年11月(75.5)以来の低水準となった。依然、好不況の閾値である100も下回り続けている。
小売・卸売セクター信頼感指数も同1.5%低下の107.1となり、前月の同1.5%低下に続き、3カ月連続で悪化、23年1月以降では最低水準となった。ただ、依然、好不況の閾値である100を上回っている。
サービスセクター信頼感指数は同1.1%低下の114.1と、前月の同1.5%低下に続き、3カ月連続で悪化、23年12月(112.3)以来、7カ月ぶりの低水準となった。
建設セクター信頼感指数は同0.9%低下の87.1と、前月の同0.5%低下に続き、4カ月連続で悪化、23年1月以降では最低水準となった。
季節調整後の実態部門(製造業)信頼感指数も同1.8%低下の98.7と、前月の同1.9%低下に続き、3カ月連続で悪化、23年1月以降では最低水準となり、好不況の閾値である100も割り込んだ。
景況感指数は消費者信頼感指数などサブ指数からなる総合指数で、好・不況の判断の分かれ目は100。100を超えると「楽観的」、100を下回ると「悲観的」を示す。
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