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ノルウェーの政府系ファンド(SWF)は週末に、テスラのマスクCEOの560億ドルの報酬パッケージに反対票を投じると発表した。ノルウェー中銀投資管理部門(NBIM)は、報酬の規模や希薄化に加え、キーパーソンリスクが緩和されていないことを引き続き懸念していると説明。
テスラが今週13日に開催する年次株主総会では、マスク氏の報酬パッケージが株主投票に諮られる。この報酬の取り決めはもともと2018年に策定され、大半の株主が賛成していたが、今年に入りデラウェア州の衡平法裁判所の判事がこれを無効とする判断を示した。
米議決権行使助言会社のグラスルイスとインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)も株主に反対票を投じるよう促している。
ただ、同社株への影響は限定的で小幅安で推移している。