6月19日、日本取引所グループのJPX総研は19日、TOPIX(東証株価指数)の一段の見直しを進めると発表した。
[東京 19日 ロイター] - 日本取引所グループのJPX総研は19日、TOPIX(東証株価指数)の一段の見直しを進めると発表した。これまでプライム市場の上場銘柄が対象だったが、スタンダードやグロースにも対象を拡大し、浮動株時価総額や売買代金回転率など流動性に基づいて銘柄の定期入れ替えを実施する。これにより、構成銘柄は現在の1700から1200程度になる見通し。
初回の定期入れ替えは2026年10月。初回入れ替え時に継続採用されない銘柄は移行措置銘柄として四半期ごと8段階でウエートを低減し、28年7月にゼロとする。2回目の定期入れ替えは28年10月とし、以後は毎年定期入れ替えを行う。
今後は年間売買代⾦回転率で0.2(訂正)以上を構成銘柄に追加する際の基準とし、既存の構成銘柄については0.14(訂正)以上を継続の基準とする。浮動株時価総額の累積比率の観点からは、追加基準を上位96%以内、継続基準を同97%以内とする。
一方、TOPIXに選定されない銘柄を対象に、一定の流動性のある銘柄で構成する「TOPIX Next-tier」の算出を26年10月に開始する。
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