6月25日、 BYDオートジャパンの東福寺厚樹社長は、日本市場にプラグインハイブリッド車(PHV)も投入する可能性があると明らかにした。都内で行われたジャパンモビリティショーで昨年10月撮影
[東京 25日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)の日本での乗用車販売を手掛けるBYDオートジャパンの東福寺厚樹社長は25日、ロイターとの取材で、日本市場にプラグインハイブリッド車(PHV)も投入する可能性があると明らかにした。型式指定の取得に時間を要することなどから決定事項ではないとした上で、「来年か再来年」にも販売したいとの考えを示した。
東福寺社長によると、車種や性能は未定だが「PHVも今、真剣に(日本への投入を)検討はしている。いつかの時点で『EVとPHV』というラインナップもあり得る」と述べた。「短時間で持ってこれるとは思わないが、もし間に合えば、来年、再来年のどこかで持ってこれればいい」と語った。
同社は同日、日本での投入3車種目となるEV、スポーツセダン「SEAL(シール)」の販売を開始した。日本国内のEVの販売動向について東福寺社長はこの日の発表会で、先行2車種の4─6月期の販売は昨年に比べ勢いを失っていると説明。同社のモデルが対象となっている日本政府のEV補助金が大幅に削減されたことが影響したという。
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