7月31日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比385円18銭安の3万8140円77銭と、反落してスタートした。都内で2020年10月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)/>
[東京 31日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比385円18銭安の3万8140円77銭と、反落してスタートした。前日の米ハイテク株安に加え、日銀の利上げに絡む報道や米長期金利の低下を受けたドル安/円高進行で、日本株は下値を探る展開となっている。足元は500円超安の3万8000円近辺。
主力株はトヨタ自動車、ソニーグループが2%超安。半導体関連は東京エレクトロン、SCREENホールディングス、アドバンテストが3─4%超安と軒並み安。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小幅安、ソフトバンクグループは4%超安。このほかリクルートHLDGが1%超安。前日に決算を公表した村田製作所は6%を超す下落となっている。
30日の米国株式市場はまちまちで、ナスダック総合は1.28%安となった。エヌビディアは7.04%急落。他の半導体銘柄も売られ、フィラデルフィア半導体指数は3.88%安となった。